幼い日々の満州は、せいぜいこの市街図の中
数少ない新京の絵葉書コレクションが、いわば私のアルバム
新京風景をどうぞご覧ください。
昭和41年、山梨県を襲った水害でわが家は流失し、100枚以上あった満州の写真をすべて失った。
この写真は災害のあと、泥の中から拾われた数少ない写真の中の一枚である。
これは昭和20年元旦、新京市(現在の長春市)安達街の自宅座敷の円卓を囲み、家族全員で写した写真である。
私たちの誰もが、日本の敗戦など考える筈もなく、間もなく訪れる満州国の悲劇など夢にも思っていなかった。
中央に両親、母(30歳) 父(32歳) 一番右に私(桜木小1年)がいる |
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